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自己免疫疾患への対処法

自己免疫疾患に打ち勝つ方法

今や、アメリカでは5000万人が何らかの自己免疫疾患になっていると言われ、その数は実に国民の5人に1人になります。(そのうち女性が75%を占める)

それはさらに、この10年だけでも増加の一途を辿り、今やその総数はガンと心臓病と糖尿病を合わせた数よりも多いということです!

ループス(紅斑性狼瘡)、リウマチ、全身性エリテマトーデス、レイノー病、乾癬、橋本病(甲状腺機能低下症)、バセドウ病(甲状腺機能亢進症)、クローン病、IBS(過敏性腸症候群)、線維筋痛症、アトピー性皮膚炎、喘息、酒さ・・アレルギーなど80あまりの疾病も含めると100近い数にのぼります。

一体、この急激な疾病増加の原因は何なのでしょう? なぜ、自分を守るべき免疫システムがおかしくなっているのでしょう?

 

ここで、「機能性医学」では病気の原因は以下の5つにあるとしています:

1.毒素
2.体内微生物
3.アレルギー物質
4・悪い食生活
5.ストレス

これらが、あなたの遺伝子や栄養状態、体のバランスと反応しあっています。

ここで、悪い材料が多すぎて、良い材料が少ないと、体はバランスを崩します。そこで起こるのがーー「炎症(サイレント・インフラメーション)」です。

 

そもそも自己免疫疾患とは何でしょうか?
自己免疫疾患は、「自分の免疫システムが、本来敵とみなすべきではない自身の細胞や組織を攻撃している状態」を言います。ですから、それをやめさせるには、体内で起こっている炎症を抑えて、免疫反応を変調・正常化していかなくてはいけません。

では、そのためにはどうしていけばいいかを以下の1~5のステップに分けてみていきましょう。

 

1. 食事から炎症物質を取り除く

自己免疫疾患に打ち勝っていく最初のステップは、炎症反応を起こす特定の食品を食事から取り除いてやることです。ここで、すべての自己免疫疾患は、「リーキーガット」と呼ばれる腸内壁の症状で始まると言われています。 腸内壁はネットのようになっていて、その外側にある血管と腸を隔てていると想像してください。そのネットが傷んで破れ目が出来ると、そこからグルテンやカゼインのような食品たんぱく質や毒素、病原菌など、本来は出るべきではないものが血中に漏れ出します。そうすると、体の免疫システムが緊急事態を発令し、抗体を作ってそれらを攻撃・応戦するのですが、時に間違えて自身の細胞や組織を攻撃してしまうのです。ですから、そのような炎症を起こす食品を取り除いてやる必要があります。

ここで、炎症を起こしやすい食品とは:

① 砂糖 
砂糖や糖質食品をたくさん摂ると、それで腸内にカンジダなどの悪玉菌が増殖し、それらが腸内壁をボロボロに傷めつけることでリーキーガットになって、そこから時間が経つにつれて自己免疫疾患に繋がっていきます。

② 水素添加された油 又は オメガ6系の油
これらも、体内に炎症を起こす食品です。

③ グルテンやカゼイン 
これらも、日常的にパンや乳製品を摂っていることで炎症を起こします。

④ 穀物そのもの
穀物事体を消費することも、一部の人たちにとっては時に炎症のもとになります。これは、小麦に限らず全ての穀物には、グルテンではありませんが「グルテン様の」タンパク質があって、それが体に負担をかけるからです。ですから、そういう人たちにとっては、一時的に食生活をグレインフリーにする、または食べるとしても、事前に発芽させたり長時間調理したりして炎症物質を「無毒化」することが大切になってきます。

⑤ 添加物
食品着色料、人工甘味料、加工食品、ファーストフードもまた炎症を起こす元となります。

 

2. 食生活に、細胞や組織を癒して修復してくれる食品、また炎症を抑える食品を取り入れていく

① 調理された野菜
驚くかもしれませんが、リーキーガットの人にとって、生の野菜ジュースやサラダでさえ、消化に負担がかかってしまいます。ですから、火を通した人参、キャベツ、セロリなどの野菜が自己免疫疾患の人には最適な食品になります。


② 果物
特に糖質の低く抗酸化力の強いベリー類がお勧めです。また、酵素を含むもの(キウイ、イチジク、パパイヤ、パイナップルなど)もよいでしょう。ただし、果糖の摂りすぎになってはいけませんので、適量に抑えるようにしてください。

③ 有機の肉や魚
グラスフェッド牛肉、有機の鶏肉、または天然魚。特にサーモンなどの青背魚は炎症を抑える油であるオメガ3(DHA/EPA)が豊富に含まれます。

④ ボーンブロス(骨を長時間煮込んだスープ)
ボーンブロスは、リーキーガットを治すナンバーワンフードと言われ、それはプロリン、グリシン、L-グルタミンなど腸内壁の修復材料であるアミノ酸を豊富に含みます。そういうのをしっかり摂っていると、腸でのブロックがしっかり出来るようになって、再びグルテンやカゼインなどを摂っても問題がない体にしていってくれます。

⑤ 体を癒すハーブを摂る
ターメリック(ウコン)、ショウガ、クミン、ローズマリーなども、体の自己治癒力を高めていってくれます。

⑥ プロバイオティクス食品
ヨーグルト、ケフィア、納豆、キムチ、自家製漬物、紅茶キノコ(Kombucha)など

ですから、自己免疫疾患の人の理想的な食事提案としては、骨付きのチキン(タイプⅡのコラーゲンを含む)、ニンジン、玉ねぎ、セロリ、そしてターメリックやショウガも入れて長時間煮込んだその汁を、日常的に飲むと大変良いです。

それから、ココナッツ食品。自己免疫疾患の人は、調理油をココナッツオイルにすることをお勧めします。もちろん、オリーブオイル、アボカドオイル、ギーもいい油なのですが、ココナッツオイルはその中でもベストと言える「癒す油」になります。

 

3.サプリメント

ステップ3として、良いサプリメントを補ってやることがあげられます。

① プロバイオティクス (50 Billions X2回/日)

これは、健康の基本ともいえるものですが、腸内に善玉菌を増やして腸壁を荒らしている悪玉菌を押し出し、免疫機能を高めて(体の免疫機能の70~80%は腸にあるため)自己免疫疾患の起こりにくい体にしていきます。

② ボーンブロス・パウダーまたはコラーゲン・パウダー (スプーンに山盛り一杯/日)

これは、日常的にボーンブロスを作るのが難しい人に、お手軽にこれらの栄養素を日々摂ることが出来ます。

③ オメガ3(フィッシュオイル)(EPA/DHAがトータルで1000mg X1~2回/日)

これも、毎日魚を食べれない人に、強力な味方のサプリメントです。(現代は、天然魚を毎日食べたとしても今度は海の重金属汚染問題がありますので、重金属を取り除いているという第三者機関からの認証を受けたサプリメントを摂る方が逆に無難かもしれません)

④ 消化酵素

これも、リーキーガットで消化器系が弱っている人にとっては、体の負担を減らして体が治っていくのを助けてくれます。

 

4. エッセンシャルオイル

エッセンシャルオイルには、その植物の力が何十倍、何百倍にも凝縮されていますから、これも天然の薬として活用しない手はありません。

自己免疫疾患の人に一押しのエッセンシャルオイルは、ローマン・カモミールオイルです。

ローマン・カモミールオイルは、コルチゾールレベルを下げ、体をリラックスさせてストレスを和らげます。ですから、それを部屋にディフューズする、または数滴を手に取って首の後ろに塗るなどをするとよいでしょう。(ただし、Therapeutic Grade[治療グレード]と書いているものに限る)

カモミールオイルは、フランキンセンスミルラと同じく、自己免疫疾患の人に最も最適なオイルとなります。例えばあなたが橋本病で悩んでいたとしたら、フランキンセンスとミルラを数滴摂って首に塗り付けてみてください。

その他、お勧めのエッセンシャルオイルはラベンダーオイルイランイラン(Ylang Ylang)、そしてタイム(Thyme)オイルです。これらはどちらも、気分を改善し、コルチゾールレベルを下げてストレスを軽減します。

 

5.ストレスを軽減する技術を身に着ける

自己免疫疾患を発症する人に必ずあるもの、それがストレスです。

ですから、例えばヨガ、ストレッチ、気功など、とにかく意識的に深い呼吸を取り入れるようにしてやると、ストレスも軽減されていきます。

一日に一度、5分でもいいから時間を取って感謝の祈りをする、心が穏やかになるような瞑想をする、本を読む、なども意外と有効です。

また、夜寝る前にお風呂にゆっくり入ること。先ほど言いましたエッセンシャルオイルを十滴ほどと、エプソムソルトをカップ一杯入れて入ることをお勧めします。 エプソムソルトは「緩めるミネラル」として知られるマグネシウムを豊富に含んでいますから、これを一週間に3回は実践されることをお勧めします。

自己免疫疾患を治すキーが、この「ストレス・コントロール」にあります。

エクササイズする、ゆっくりとお風呂に入る、スピリチュアルな時間を取る、または気心の知れたお友達とランチする、一人散歩に行く、好きな趣味に打ち込むなど。

以上、①炎症を起こす食品を取り除いて ②炎症を抑える食品を入れる、③リーキーガットを治すサプリメントを摂る、④エッセンシャルオイルでストレスに対処する、⑤ライフスタイルを良いものに変える

――これらをやっていくと、医者でも治せなかったあなたの自己免疫疾患は、必ず良い方向に向かっていくでしょう!

参考資料:
https://www.youtube.com/watch?v=GmUctI-wWKM
https://www.youtube.com/watch?v=9Imp8iztaJc
https://draxe.com/autoimmune-disease-symptoms/

 

詳しくは、私の著書「リーキーガット症候群」をお買い求めください。

トンプソン 真理子
在米20年のメディカル・リサーチャー&著作家。「すべての病は腸から始まる」「食で治せない病気は医者でも治せない」と唱えたヒポクラテスを師と仰ぎ、食と健康との深い関わり、大切さについて気づいてもらうべく日々発信している。 得意分野はリーキーガット、代表著書に「リーキーガット症候群」。

10件のコメント

  1. 真理子さんに会えて、真理子さんの言われることを続けたら、橋本病が治りました。
    ありがとうございました。
    ノーグルテン、ノーシュガー、高タンパク質の生活でした。骨スープを毎日飲み、カンジタクレンジングもしました。
    真理子さんお勧めのプロバイオティクスも毎日飲んでます。
    ひどい首と耳の湿疹もきれいになり、とっても嬉しいです。
    ありがとうございました。

    1. ありがとうございます。そういっていただけると、本当にやりがいがあります。今現在、長いこと橋本病で治らないと思っていらっしゃる方が私の周りにもおられるのですが、その方に林さんをご紹介してもいいでしょうか? きっと参考になり、喜ばれると思いますが・・

  2. 突然すみません!
    私もバセドウ病と最近言われ、薬はあまり飲みたくないので是非こちらで言われていたことを試してみたいと思っているのですが、家族と一緒に住んでることもあり、ボーンブロスが作れません。 売られているスープとかはあるのでしょうか?
    あと、プロバイオティクスはどちらのメーカーのものがオススメですか?
    林さんも橋下病が治られたとのことで希望が持てました!
    さっそくミルラ、フランキンセンス、カモミールオイルを買って首につけてみます。

    卵は必ず1日に一回は食べてるのですが、卵もあまり食べないほうがいいのでしょうか?
    ヨーグルトは全然食べてません。
    醤油に小麦が入ってるので完全には難しいですが、できるだけ言われた通りにやってみます!!

    1. えっと、このサイトのお店(STORE)に行っていただいて、プロバイオティクスやボーンブロス・プロテイン欄を見ていただけるといいと思います。

      私はこのSBO(土壌由来菌)というのが乳酸菌より胃酸に負けないほど強いのでそれを販売していまして、日本ではここぐらいしかないかもしれません。

      卵は、とてもいいものですよ。 ヨーグルトも、もちろんおすすめです。

  3. お返事ありがとうございます。
    とても嬉しかったです!
    教えていただいたHP見てみますね!

    あと、卵いいんですね!よかった。
    乳製品はダメってよくみるので、ヨーグルトはダメなんだと思ってました。。リーキガット症候群はチーズやヨーグルト含む乳製品は控えましょうとすごく昔にフィシオエナジェティク検査してもらった人に言われたのですが、どうなのでしょう??

    1. チーズもヨーグルトも食べていいですよ。逆に、どんどん「食べたほうがいい」です(笑) それらは発酵食品なので、乳製品と同列に考えるのはおかしく、別物と考えてください。大豆食品も一緒で、
      豆乳や豆腐はあまり良くないですが、納豆はとても良かったりね。

  4. 石原惠子です。
    何度も読ませて頂いています。
    私は橋本病です。数十年前から言われてまいりましたが、先日の検査の結果が
    以前より良く無いので。
    エアコンで直ぐに体調悪くなり、夏でもスカーフが手放せません。
    いくらバランスよく食べても太れなくなった、疲れやすい。
    ストレスが山の様にあり、その隙間を上手くぬって生きている。
    パセドウシ病では無い。なかなか100%は守れませんが出来る限り
    食に気を付けています!有難うございます。

  5. バセドウに大豆が良くないと調べましたが、味噌、納豆もあまり摂らない方が良いのでしょうか?

    1. そんなことはないです。発酵食品は、別物と考えてもらって結構ですから、どうぞ食べてください。ただ、添加物の少ないもの、遺伝子組み換え大豆ではないと書いてあるものにしてくださいね。(近頃は、書いていてもどこまで信用できるか怪しいですが💧)

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