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エッセンシャルオイル

クローブオイルの効能と使用法

 

クローブ (Eugenia caryophyllata)バッドとは、インドネシアやマダガスカル島原産で、自然界では常緑樹のピンクの花のつぼみ(Bud)部分のことです。

そのつぼみを手摘み後、茶色くなるまで乾燥させますが。それを挽いた後の粉を、料理に使ったりさまざまな治療に用いるために精油にしたりしているわけです。

クローブは、大半のスパイスと違って一年を通じて採取できるため、地元の部族にとっては、ハンディな薬のように大きなメリットになっていました。

クローブには相当量のマンガン(126.4%)、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどが含まれ、それらの栄養素は骨粗しょう症や貧血、PMSを予防するのに役立ちますが、クローブの精油がもつその他の効能には、以下のようなものがあります:

● ニキビをなくす
● 寄生虫を殺す
● 血行を良くする
● 歯周病の軽減
● エネルギーの底上げ
● 自然な抗炎症剤
● カビや真菌を殺す

クローブオイル(丁字油)もしくはそれに含まれるオイゲノール(Eugenol)は、現代においてはホメオパシーや自然療法において重用され、様々な研究が進んでいますが、中国では漢方として2000年以上も前から使用されてきた歴史の古い成分です。

なお、こうした香りの成分(ファイトケミカル、植物性化学物質)は、自ら動いて害虫から逃げたり追い払うことのできない植物が、害虫から身を守るために体内に作り出した成分だと考えられています。

 

【クローブオイルの使用】

以前から抗炎症作用があると信じられてきたクローブですが、最近初めて公に、クローブオイルに含まれるオイゲノールが真に強力な抗炎症物質であるという研究結果が発表されました。少量のオイゲノールで、肝臓を病気から守ることが出来ると同時に、炎症や細胞の酸化(加齢の元)を食い止めることが観察されたのです。

逆に、多量を内服すると、消化器官の内膜を傷めたり、直接つけると敏感肌を刺激してしまったりします。クローブオイルはかなりきついので、身体に付ける場合はココナッツオイルや他の優しいオイルなど、キャリアーオイルと混ぜて使用すること、また内服するにしても最高2週間までの短期間だけ使うようにして下さい。(長期間使用すると、善玉菌まで殺してしまう)

クローブオイルは、抗炎症作用に加えて、一般的に口腔内感染の殺菌剤として、またさまざまな病気を身体に寄せ付けない「広域抗菌剤」として使用されています。

 

【クローブオイルの効能】

クローブオイルの効能は本当にいろいろあって、その効能には肝臓、肌、髪、口の健康をサポートすることも含まれます。しかし、今日クローブオイルが医療的に使用されるのは、以下の4つがメジャーな目的になっています。

 

1.ニキビにクローブ

抗菌剤としてのクローブオイルが、どの菌により効果が高いか、をみる実験がブレノスアイレス大学で行われました。その結果、クローブは大腸菌に最も効果を発揮しました。また、ニキビを起こす黄色ブドウ球菌と肺炎を起こす緑膿菌もかなり抑え込みました。
なお、ニキビ対策としては、クローブオイルを3滴程度とオーガニックの生ハチミツ小さじ2杯を混ぜたもので洗顔するのが効果的です。

2.カンジダにもクローブ

クローブの最も代表的な効能の一つが、カンジダと闘うことです。
高糖質・酸性に傾いた食生活ゆえに現代人が悩まされ続けているもの――それがカンジダです。

ある研究で、クローブが他の抗菌治療法と比べてどうか、ということが観察されました。その結果、クローブにはニスタチンと同じぐらいの効果があることが確認されました。
※ニスタチン: 一般に口のイースト菌感染(舌苔)の治療に処方される薬で、一連の嫌な副作用がある

また、カンジダ退治に加えて、クローブの精油は腸内の寄生虫を殺すのにも効果があり、短期間の寄生虫クレンズ(一掃)の効果的治療法でもあります。

カンジダクレンズをするには、クローブオイルを2週間内服しますが、するときは誰か専門家の管理下で行った方がいいでしょう。また、その際は大量の善玉菌の豊富な発酵食品か、プロバイオティクスのサプリメントを一緒に摂る(1時間遅れて摂るとベスト)、またしばらくは加工砂糖や精製穀物を控えてください。

 

3.虫歯にクローブオイル

クローブを使った歯痛治療は、フランスでは早くも1640年に遡ってその記録が残っていますが、中国ではその使用は2000年以上の長きに渡ります。

今日、クローブは虫歯の穴に詰めたり、さまざまな歯関係の痛みや不快さを和らげるのに良い治療法となっています。
例えば、2006年に発表された研究では、クローブの精油はベンゾカイン(注射の前に使われる麻酔用塗り薬)と同じぐらいの麻酔効果があることが証明されました。

この理由から、歯生期の歯茎がむず痒い赤ちゃんに、クローブオイルをココナッツオイルと混ぜて歯茎に塗り込んで使うことができます。

さらに驚くべきは、クローブは歯の脱石灰化(歯の侵食)を遅らせ再石灰化(ミネラル化)を促す作用まで有していることです。

歯の再石灰化を促す物質としてはフッ素が有名ですが、フッ素は非常に毒性の高い汚染物質であり、その安全性が常に疑問視されています。

クローブで同じ効果が期待出来るなら、どうしてフッ素製品というリスクを冒す必要があるだろうか? (いや、あるまい ー反語)

 

4.断トツの抗酸化力

挽いたクローブはなんと、全植物でナンバーワンである驚異的な314,446というORAC値(活性酸素吸収能力)を持っています!
この値は、クローブオイルがグラム当たりでブルーベリー(9621)の30倍もの抗酸化物を含んでいることを意味します。

抗酸化物質とは、いわゆるフリーラジカルが起こすダメージ(細胞の死やガンなど)を”チャラ”にしてくれる分子のことです。研究では、抗酸化物は老化や変性(病気に至る過程)をゆっくりにしたり、悪い菌やバクテリアから体を守ったりすることが分かっています。このことからも、抗酸化物質を摂ることは健康へのキーなのです!

クローブは、その高い抗酸化値やオイゲノールの含有量により、究極の「保護ハーブ」として知られており、実際「オンガード(ドテラ)」や「シーブス(ヤングリビング)」、うちの商品で言うなら「ガーディアン(Guardian)」の保護ブレンドオイルに入っています。

歴史を振り返ってみると、クローブオイルはヨーロッパでかつて猛威を振るった腺ペストから人々を守った主な精油の一つでした。ある泥棒の一味が王様に捕えられた時に、王が「どうしておまえたちは他の人のようにペストにかかっていないのか?」と聞くと、彼らは、クローブを含む保護ブレンドオイルを全身に塗っているからだ、と答えたそうです。(Young Livingの『Thieves(盗人たちの意味)』のネーミングはそこから来たようです!)

ですから、あなたの生活にクローブやクローブオイルを取り入れることは、自然に自分の免疫力を上げることになります。
ただし、長期間の使用には、シナモンが抗酸化物質の摂取ができるもう一つの素晴らしいハーブになるでしょう。

 

クローブオイルの効能を享受したいなら、家でディフューズしたり、痛い歯の周りの歯茎に付ける、デオドラントや洗剤、歯磨き粉などのパーソナルケア製品に入れる、または、あなたが風邪や感冒の人と会わなければならないなら、「自然な保護バリアー」としてクローブオイルをココナッツオイルと混ぜたものを首や胸に塗り込んでおくといいでしょう。

トンプソン 真理子
在米19年のメディカル・リサーチャー&著作家。「すべての病は腸から始まる」「食で治せない病気は医者でも治せない」と唱えたヒポクラテスを師と仰ぎ、食と健康との深い関わり、大切さについて気づいてもらうべく日々発信している。 得意分野はリーキーガット、代表著書に「リーキーガット症候群」。

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