Flora Optima

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アダプトジェン(滋養強壮・ストレス適応)ハーブ

「奇跡のハーブ」と言われる 無敵・医者いらずのホーリーバジル

 

インドにおいて5000年もの間崇められてきたトゥルシー、またの名でホール―バジル(和名:カミメボウキ)は、その数え切れないほどの健康増進特性のおかげで、非常に価値あるものとされてきました。このハーブは、心、体、魂を浄化すると言われており、その保護的で気分を高める性質により、今も大切にされています。

今日、トゥルシーにはお茶、パウダーカプセルからオイルにいたるまで、さまざまな形態の商品があります。

 

【トゥルシーってなに?】

トゥルシー、またはホーリーバジルは、60~90㎝ぐらいに大きくなり、ギザギザの楕円形の、種類によっては黄緑色や紫色の葉をつけた、インド亜大陸原産のバジルの一種です。トゥルシーはまた、小さなピンクやラベンダー色の花をつけ、その実は錆色をしたナッツを彷彿とさせます。そのうちトゥルシーオイルは、ホーリーバジル(Ocinum Sanctum)から抽出されたもので、強くてフレッシュで、甘草に似た土っぽいというか、ミントっぽい香りをしています。色は薄黄色でさらっとしています。

このトゥルシーは、霜に非常に弱く、他のバジルと同じく暖かな地中海性気候のところでよく育ちます。このハーブは屋外で最もよく育ちますが、屋内で育てることも可能です。トゥルシーまたはホーリーバジルは、「Queen of Herbs(ハーブの女王)」との名も得ているほど、実に多くの効能があります。ヒンドゥー語である「Tulsi」は、直訳すると「比類なきもの」という意味ですが、それはおそらく、その多岐にわたる健康効能からそう呼ばれるようになったのでしょう。

トゥルシーは、「アーユルヴェーダ」と呼ばれるインドの古代からのホリスティック(全体的な)医学で、基本となるハーブの一つです。実際”アーユルヴェーダ”とは、「生活における知識」を意味し、この医療の中核はハーブやスパイスになります。その中でも、トゥルシーは特に癒しの効果において大きな注目を集めてきました。ホーリーバジルの持つ独特の香りと薬効は、「Elixir of Life (命の万能薬)」と呼ばれるのにふさわしいものです。

 

インドでは、トゥルシーは「神聖なハーブ」とされていて、それは、ヒンドゥー教の最も重要な神の一人であるヴィシュヌ神の妻である女神、ラクシュミの化身と言われてきました。ヒンドゥー教徒は朝晩の一日2回この植物を礼拝して水をやり、その近くにランプを置くという古代からの慣習まであり、それが家族を害悪から守ってくれると同時に幸運をもたらすと信じてきました。

 

実際、葉から種に至るまでこの植物のどの部分をとっても、体に驚くべき効果と使用法があるのです。例えば、植物全体は吐き気や嘔吐、下痢を治すのに使われたり、葉と種をブラックペッパーと混ぜるとマラリアに対して強力な効果を発揮します。トゥルシーから作られた錠剤や軟膏はアトピーに効果があったり、そのアルコール抽出物は目の疾患や虫さされにも効きます。生のトゥルシーの花は気管支炎の症状を軽減すると言われています。

トゥルシーは、その植物の近くに身を置くだけで、さまざまな感染から守ってくれると信じられています。また数枚の葉を食べ物や飲み物に加えることで、浄化してその中に含まれるバイ菌を殺してくれるとも言われています。 その匂いを嗅ぐだけでも、咳や風邪、その他のウィルスから守ってくれる奇跡のハーブ、ホーリーバジル。インド人は、そういうことを本能的に分かっていたために、家の中庭の中心的場所に、それを設えて崇めていたのでしょうか。

またトゥルシーオイルは、虫よけとしての効果があります。それには、その精油をキャリアーオイルや精製水で薄めて体につけるだけです。薄めたトゥルシーオイルは、体臭を取る良いデオドラントとしても使えます。

 

【トゥルシーオイルの構成成分】

トゥルシーオイルの大部分を占めているのが、オイゲノール(Eugenol)です(種類によっては、85%までも)。これは、クローブオイルと同じ成分で、そのため香りもクローブとかなり似ているものになっています。その他の有効成分は、エストラゴール、1,8-シネオール、B-ビサボレン、(Z)-a-ビサボレンです。

 

【ホーリーバジルの効能】

1. 不安を軽減する

心を落ち着かせるエッセンシャルオイルには、カモミールやラベンダーがありますが、このホーリーバジルも、その一つになります。ですから、この三つを混ぜてディフューズすると最強ですね。

 

2.副腎疲労

副腎疲労には、アダプトジェン(ストレス適応ハーブ)が効果があるとされていますが、アダプトジェンには以下のハーブやキノコ類があります: 五味子(schizandra)、アシュワガンダ(ashwagandha)、ロディオラ(rhodiola rosea)、朝鮮人参(ginseng)、甘草の根(licolice root)、冬虫夏草(Cordyceps)、霊芝(reishi)など。

それらはどれも副腎をサポートするものですが、その中でもホーリーバジルとアシュワガンダは群を抜いています。これらは、コルチゾールレベルを下げて、弱った副腎の機能を助け、回復させてくれます。その一方で、もちろん副腎疲労を加速させるような食生活(砂糖食品や精製穀物、加工食品、カフェイン、アルコール、薬などを含む)を改善していかねばなりません。

 

3.甲状腺機能低下症

今日、多くの人が橋本病に代表されるような甲状腺機能低下に悩まされています。これにも、ホーリーバジルは一役買うことができます。もっというと、ホーリーバジルとアシュワガンダの併用により、ワンツーパンチで!甲状腺問題を改善していくことができます。これらのハーブのすごいところは、甲状腺機能低下(十分働いていない)だけでなく、甲状腺機能亢進(働きすぎ)の方にも対処できることです。これは、薬には真似のできないことですね。

(アシュワガンダに関する投稿はこちら

 

ます。また、食生活において葉物野菜をたっぷりと摂ること。サプリメントでクロレラやスピルリナを摂ってもいいでしょう。そしてまたここでも、砂糖食品や小麦のグルテンを減らしていくことが肝要になります。

 

4.ニキビを治す

ホーリーバジルオイルのユニークなところは、その成分の大部分をオイゲノール(またはユージノール、Eugenol)が占めていることです。オイゲノールはクローブオイルにも含まれる成分で、それは歯肉炎や歯周病を治すものとして有名です。ですから、ホーリーバジルはラベンダーとクローブを足して二で割ったようなもの?とも言えます。ラベンダーのように不安を取り除いたり抗菌作用がある一方で、クローブオイルのような抗バクテリア作用、抗酸化作用も持ち合わせているー ということで、ニキビの治療には、ホーリーバジルオイルを生はちみつとココナッツオイルを混ぜたものに数滴加えて、気になる箇所に乗せ、2分後にそれを洗い流すといいでしょう。

 

5.血糖値の統制

研究では、ホーリーバジルのハーブまたは精油を摂ることにより、インスリン値を17%も下げることが分かっています。ですから、糖尿病の方はホーリーバジルのお茶をよく飲むといいでしょう。 もちろん、糖尿病の治療には食生活の改善(加工された精製糖質を控える一方で、たんぱく質・よい脂質・食物繊維・抗酸化物質・それプラス良質の糖質少量はOK)が中心に来るべきですが。

また、ホーリーバジルとクロミウム・ピコリネート(Chromium picolinate)のサプリメント、そしてシナモンを摂ることでも、血糖値のバランスを整えてくれます。

 

6.ストレスをやっつける

現代人は、多忙な日々、押し寄せる情報の洪水、社会の複雑化などにより残念ながら人類史上最もストレスが多くなっています。ストレスが多くなると、交感神経がオンになります。それは、「Fight or Flight Response(闘争か逃走か反応)」とも呼ばれるもので、生きるか死ぬかのような追い詰められた時の興奮状態のことです。その反対が副交感神経がオンになっている状態で、それは食べているときに消化酵素が出ている、またホルモンが出ている、寝ている間など、体が自身を再生・修復するときの精神状態です。ですから、逆に言うと交感神経がオンになりっぱなしだと、そういう体の基本的な生理機能が二の次になってしまう。そういうのが続くとどうなるかーーガンなどの重篤な病気になりますね。ですから、私たち現代人は、副交感神経をできるだけオンにする生活を心がけるべきです。

ということで、アダプトジェン(ストレス適応ハーブ)であるホーリーバジルは、コルチゾールレベルを下げて圧倒された脳、神経、副腎、甲状腺、すい臓、などすべての内臓機能をサポートすることができます。

 

その他、ホーリーバジルの無敵感あふれる効能は、とどまるところを知りません:

● がんと闘う
● 熱を下げる
● 呼吸器系疾患(気管支炎、喘息などの)を改善する

● ビタミンKの良い供給源
● 口腔内の健康を保つ
● 頭痛の軽減
● 目の健康をサポートする

(以下のような症状にもトゥルシーが有効です):

気管支炎、気管支喘息、マラリア、下痢、赤痢、皮膚疾患、関節炎、結膜炎などの目の疾患、慢性熱、蛇による噛み傷、サソリによる刺し傷など

 

【ホーリーバジルの使い方】

では、そのような素晴らしいホーリーバジルはどのように使うとよいでしょうか。それには、三つのやり方があります:お茶、カプセル、精油の形態

 

1.トゥルシ・ティー 
これを一日2杯、例えば起き抜けに一杯、寝る前に一杯飲むといいでしょう。

例)アイハーブで売っている商品例
(他に何も混ぜていない、オリジナルのこちらのTulsi teaがお勧めです)

 

2.カプセル・サプリメント

400~500㎎を1日1~2回摂るとよいでしょう。

例)アイハーブで売っている商品例

 

3.エッセンシャルオイル

3滴をキャリアーオイルなどで薄めて一日三回、首の後ろから前にかけて塗りこむとよいでしょう。もちろん、ディフューザーに入れたり、瓶から直接数回香りを吸い込んでもOKです。

例)うちのオーガニック・エッセンシャルオイルはこちら

これらのどれかを毎日続けると、効果が表れてくるはずです。

 

【可能性のある副作用】

最後に、ホーリーバジルは日常的な使用にも副作用も少なく安全だということですが、一応以下の事柄に当てはまる人には注意してください。

● 低血糖になりやすくするーー 血糖値を下げる作用があることから、低血糖症の人や血糖値統制の薬を飲んでいる人は避けるべき

● 妊娠率を下げるかもーー 特に男性の精子をブロックする?性質がある。妊活中の人は避けるべし。

● 妊婦に子宮収縮を促すかも --早産の可能性を高めるので、妊婦さんは避けるべき。

● しそ科の植物(バジル、ミント、ローズマリー、ラベンダー、セージ、マジョラム、オレガノ、タイム、レモンバームなど)にアレルギーがある人ーーご使用前に、まずパッチテストを行ってください。

 

以上、インドが誇る5000年以上の歴史あるアーユルヴェーダ医学のとっておきの秘蔵っ子、ホーリーバジルのご紹介でした。

 

参考資料:
https://articles.mercola.com/herbal-oils/tulsi-oil.aspx
https://draxe.com/holy-basil-benefits/
https://www.organicfacts.net/…/health-benefits-of-holy-basi…
http://www.floracopeia.com/…/organic-tulsi-oil-holy-basil.h…
https://www.livestrong.com/…/172221-warnings-for-holy-basil/

トンプソン 真理子
在米19年のメディカル・リサーチャー&著作家。「すべての病は腸から始まる」「食で治せない病気は医者でも治せない」と唱えたヒポクラテスを師と仰ぎ、食と健康との深い関わり、大切さについて気づいてもらうべく日々発信している。 得意分野はリーキーガット、代表著書に「リーキーガット症候群」。

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