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甘味料ー良い・悪い

良いステビアの選び方

砂糖は、市場で最も危険な原材料の一つです。これには依存性があり、ほとんどすべての加工食品に添加されていて、摂りすぎると体重が増えたり、気分が落ち込んだり、病気になります。事実、アメリカ人は一年で一人60kg近くの砂糖を消費しています!(一日の推奨許容量の4倍以上!)それはおそらく、とても依存性があるからだと思いますが。それで、ステビアのような、健康に害を及ぼさない天然の代替甘味料があるということが特筆に値するわけです。

ステビアってなに?

ステビアというものを初めて聞いた、という人のために、これは、南アメリカに生息する植物です。その抽出物が砂糖の200〜300倍甘い一方で、血糖値を上げないということで、非常に人気のあるものとなっています。ところが、1991年にFDA(米国食品医薬品局)がSweet ‘n’ Low(サッカリンが原料)やEqual(アスパルテームが原料)のような人工甘味料メーカーの圧力により、その物質の承認を却下してしまいました。しかし2008年に、FDAはコカ・コーラ社とペプシ社がステビアから抽出したレバウディオサイド(ステビアから抽出される成分、Rebaudioside Aを97.5%以上含有)という成分の使用を承認しますーー うーん、これはなんだか怪しくないですか? 大手商社苦品会社がステビアに関わってから、しかも特許申請するような、化学物質満載の工程を経た加工度の高い商品になってから、ステビアはやっと合法になったのです。

どんなに加工度が高いかというと、例えばTruvia(コカ・コーラ社のブランド商品)はステビアの葉からの抽出物を、アセトン、メタノール、エタノール、アセトニトリル、イソプロパノールなどの化学物質を使用しながら、40以上もの工程を経て加工しています。これはもはや、ステビアとは呼べない別物と化しています。

これらの化学物質の中には、発がん性物質として知られているものも含まれていますし、それらの原材料のどれも、本物の食品らしい響きの物はありませんよね。

 

あなたの庭で育てている本物のステビアの葉っぱ(それはブラジルやパラグアイで何世紀もの間消費されてきたものですが)は、FDAが承認していない食品添加物を含んでいます。

一方で、FDAに認証されたレバウディオサイドA(ステビアの抽出物)は何世紀も使われてきていませんし、長期間に渡る人体への影響は調査されていないため、未だに分かっていません。

 

結局、甘味料・砂糖産業は、最終的にFDAで承認されるものに強力な影響を及ぼすことができますし、これは、理解できない決定に影響を与えている一つの例に過ぎません。

加工食品に含まれる、化学的に抽出されたエキスが安全とみなされて、大自然からの植物が安全とみなされないというのは、一体どういうことでしょうかね??

 

 

避けるべきステビアの種類 

Truvia(トゥルビア)は、その製造にて施される40工程の、特許申請済みの加工を考えただけで、このステビア製品を避けるのに十分な理由となりますが、その他にも、二つの懸念すべき原材料があります。(Truviaに限らず、他のステビア商品でも)一つはエリスリトールで、それは時に果物にも入っている自然界に存在する糖ですが、食品製造会社は、その自然なものを採用しているのではなく、遺伝子組み換えされたコーンを使った複雑な発酵過程を経た、化学的に「ピュア」なエリスリトールを作っています。

エリスリトールの製造過程

エリスリトールは、発酵過程により、商業的規模で製造された最初の多価アルコールです。単純な糖を多分に含む基質から始まって、それをカビのようなイースト菌によって発酵させます。それから、濾して濃縮した発酵液を、99.5%の純度まで結晶化させます。

下の複雑な製造過程を見てください:

 

パウダーや液体ステビアに添加されるもう一つの原材料が、「天然香料」です。
これはおそらく、ステビアの葉がかつて、加工するとどうしても金属的な味になってしまったところからと思われますが、製造された「天然香料」は、デイビッド・ケスラー氏(前FDAトップの人間)が言うところの、お口の中の「食品のお祭り騒ぎ♪」を引き起こします。これは、その合成されたフレーバーがあなたに、もっともっと欲しい!と思わせて、食べたり飲んだりするのをやめられなくしてしまいます。それは文字通り、あなたの味覚を一つ一つ「ハイジャック」するのです。
それが、原材料欄に「天然香料」と書いてある商品を棚に戻した方がいい理由です。

 

 

「Stevia in the Raw」は、名前からしてピュアで自然な感じがしますが、原材料欄を見ると、まず筆頭に「デクストロース」がきていますーー つまり、これは明らかにただの生のステビア「だけ」ではない、という意味です。

 

それから、ペプシ社の「Pura Via」もまた、この原材料(デクストロース)が筆頭にきているので全くピュアというわけではない、ということが分かります。ここでデクストロースとは、遺伝子組み換えのコーンから抽出された甘味料で、エリスリトール同様、長く複雑な製造過程を経て作られたものです。

 

 

オーガニック認証のステビアにさえ、この上の商品のように、ステビアの抽出物そのものよりも、オーガニックのアガベ・イヌリンがもっと入っています。アガベ・イヌリンとは、ブルーアガベという植物から取り出した加工・精製度の高い繊維派生物です。

 

良いステビアの選び方

もちろん、これ以上自然で良いものはないという一番の「ブランド」は、「家での手作り」でしょう(笑) ステビアの苗を買ってきて家に植えて育てるか、乾燥させた葉をオンラインで買うかしますーーそれを、コーヒーグラインダーかすり鉢などですり潰して乾燥させ、粉末状にします。ただし・・これには苦い後味があります。

(家庭での液体ステビアの詳しい作り方は、画像を参照)

苦みは、ステビオサイド(ステビアの2つの主成分の一つ)の自然な味から来ます。(もう一つは、先述しましたレバウディオサイドで、レビアナAともよばれる苦くないものです)

 

もし手作りが難しい、または苦みが嫌だというなら、以下の三つの基準をもとに、売っているステビアブランドを選びましょう:

 1.最低限の加工ーーーその方が健康的

 2.その他の原材料が入っていないーー 先ほど言った、エリスリトールやデクストロース、マルトデキストリン、天然香料など。

 3.味 -- ステビア商品の中にも、後味に苦みが残るものがあります。

 

液体とパウダーどちらの方がいいのか?

ここでは、ステビアの葉からつくった手作りパウダーは除外しますね。
言われているのは、液体エキスの方が、パウダーよりも加工度は低いということです。ですから、私は出来れば液体を使うことをお勧めします。
ステビアは砂糖の300倍の甘さですから、コーヒーなどドリンクには2,3滴で十分甘くなります。

 

どのブランドがベストか?

以前、私はSweet Leafがお勧めですと言いました(液体とパウダーがあり)。これらは、確かに後味もなく、水で優しく加工された、100%ピュアの製品と書いてありますが、原材料をよく見るとパウダーにはイヌリン可溶性繊維が、液体(Sweet Drops)には天然香料が入っていました

 

もう一度吟味しますと、以下の商品が合格でした。

● Organic Traditions, ステビアリーフパウダー(100g)

原材料:  認定有機ステビア葉パウダー

これは、どの点からも問題なさそうです。

 

● Trader Joesのオーガニック液体ステビア(60ml)

原材料:脱イオン水(純水)、オーガニック認証されたステビアエキス(葉)、オーガニック・アルコール(11%)

これは、私のお店で売っているものですが、どの点から見ても問題ないので、これを選びました。

 

あとは、私の見た限りでは、良い商品が見つからなかったので、自身で各商品を吟味して確かめていただければと思います。しかしアイハーブでさえ、悪い製品の方がずっと多いです。アマゾンなどは、もうそれは笑えてくるほど壊滅的!ですので、見に行く必要もないほどでしょう(;^_^A

 

ということで、天然甘味料と言えど、それさえ選ぶ難しさを今一度考えさせられますね。甘みを摂るというのは、それほど危険をはらんだ、禁断の行いなのでしょうか・・ね(笑)

【参考資料】
https://foodbabe.com/stevia-good-or-bad/
https://traditionalcookingschool.com/…/which-stevia-is-bes…/

トンプソン 真理子
在米19年のメディカル・リサーチャー&著作家。「すべての病は腸から始まる」「食で治せない病気は医者でも治せない」と唱えたヒポクラテスを師と仰ぎ、食と健康との深い関わり、大切さについて気づいてもらうべく日々発信している。 得意分野はリーキーガット、代表著書に「リーキーガット症候群」。

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