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逆流性食道炎の治し方

胃酸を自然に増やす方法 (逆流性食道炎の対処法)

 

 

医者に行って、逆流性食道炎や胸やけ、と診断されると、イコール「胃酸過多ですね」と言われて、いわゆる制酸薬(胃酸を抑える薬)が処方されます。これが、大きな間違いということをご存知ですか?

今回は、大半の医者が誤診する「逆流性食道炎の真の原因と解決法」をお伝えしたいと思います。

逆流性食道炎とは、胃に入っている胃液が、食道の方に逆流してしまって、それが胸やけを起こしたり、胃が痛くなる、またせき込んでしまうなどの症状を起こすことを言います。

胃液というのは、本来pHが1~3で、中性がpH7ですから、酸性度のかなり強い液体になります。

ここで、逆流性食道炎の実態は、胃酸の酸度が弱まっている状態、または胃液の量自体が減っている状態になります。多くの方が想像する「胃酸過多」とは逆なんですね。

 

胃でどういうことが起こっているかを具体的に説明すると、

胃液というものは本来、消化や殺菌のために強い酸で、入ってきたものを溶かす役割を担っていますが、それが、例えば加齢やストレスなどで、その酸が弱くなってしまうと、うまく消化ができないようになります。本来は、体が「消化した」と判断すれば、胃の下の弁が開いて、内容物を小腸に流すようにできているところが、消化ができないので、弁が開かない、すると、食べ物が胃の中にどんどんたまって、胃上部にまで上がって食道に溢れだしてしまう。

ここで、医者は酸を抑える薬を出すわけですが、それは一時的には、確かに食道の炎症を抑えてくれます。ただし、これを長期服用すると、元々弱まっている胃酸をさらに抑えるわけですから、胃の消化機能がもっと弱まる。そうすると、症状はさらに悪化してしまうことになります。

また、胃は消化だけでなく、外部から入ってきた悪い病原菌やカビなどを殺すようにできていますが、それもできなくなります。そこで、本来は菌がほとんどいない小腸に悪玉菌が増殖してしまうSIBO(小腸内細菌異常増殖)が起こったりするんですね。

それから、消化不良になることによって腸に負担がかかり、IBS(過敏性腸症候群)になったりします。

また、消化不良でたんぱく質が分解できなくなると、ビタミンB12欠乏症も引き起こし、うつ病、慢性疲労症候群、神経性炎症で不眠や頭痛などにもつながっていきます。

 

ですから、胃酸がちゃんと出ていないというだけで、体中にカスケード(雪崩的連鎖反応)を引き起こし、それが腸や肝臓に負担をかけて、リーキーガット、SIBOなどにつながっていく、というわけです。 実際に制酸薬は、リーキーガットを最も引き起こす5つの薬の一つにも上がっているほどです。(その他は頭痛薬、抗生物質、ステロイド、避妊ピル)

強い胃酸は、排除すべきではなく、必要不可欠だった・・! このことが分かっていただけましたでしょうか?

 

 

では、逆流性食道炎になったら、どうしたらいいのでしょうか?

 

1. まず、ナンバーワンのお勧めはアップルサイダー・ビネガー(リンゴ酢)です。

リンゴ酢は、非常に豊富な酢酸(さくさん)を含んでいる、酸性の液体です。

リンゴ酢の効能をざっとあげると、

● 有害な菌やバクテリアを殺す
● 血糖値を下げる→ 2型糖尿病のインスリン抵抗性に効果
● 血圧を下げる
● 代謝促進& 空腹感を感じなくする → 痩せやすくなる
● 胃酸の量と酸度をあげる

ですから、逆流性食道炎の人、または正常な人も普段から習慣としてほしいことは、食事の10分前にリンゴ酢大さじ一杯をコップ一杯の水に混ぜて飲むこと。そう考えると、私がよく紹介しているデトックスドリンクは、レモン汁(抗酸化物質)やシナモン(殺菌・血糖値統制効果)も入って理想的です。

(デトックスドリンクの作り方の記事はこちら)

 

その他、摂ったらいいサプリメント

2. Digestive Bitters (消化のよい、苦みのあるハーブばかりを合わせたチンキ剤)   → こういうやつです

 

3. 消化酵素 (DIgestive Enzymes)

胃は、酸ともう一つ、「酵素」が出ていないときに消化不良が起こります。

このサプリメントは、胃が「独り立ち」出来るまで、食事の開始時に摂ってやります。ここでよく勘違いされていることは、「消化が良くなると、栄養吸収をもっとして太りませんか?」ということ。これも、大きな間違いです! 消化が良くなると、代謝が上がって老廃物も排出しやすくなり、痩せやすくなりますから、ご安心を^^ 逆に消化が悪いと、いつも胃腸がもたれて代謝が落ち、毒素もため込んで太ります。

 

4. ペプシン入りのHCL(塩酸)‐ Hydrochloric Acid with Pepsin ‐

これは、胃酸と同じ成分で、胃酸がちゃんと出ていない人が摂ります。普通の人が摂ったり、必要以上に多く摂ると、胃が熱くなる感じがするので、そういう場合は、1カプセルから摂り始めて徐々に増やしていき、体調を見て量を調節します。これは、医者の管理下で、食事に肉などのたんぱく質が含まれている場合だけ摂ります。

ちなみに、たんぱく質を消化できないと、時間が経過するにつれてリーキーガットにつながります。

 

5. マヌカハニー

これは、ニュージーランドのマヌカの花から採れるハチミツですが、これは殺菌作用が素晴らしいです。

これは、SIBOや胃潰瘍、そしてこの逆流性食道炎にも良いということです。ですから、先ほどのデトックスドリンクの甘味料にマヌカハニーを使うとさらにいいですね。

 

 

ただし、逆流性食道炎は、胃酸が減ることだけが原因ではありません。

 

ーその他の原因ー

● 食品過敏症
特に、小麦のグルテン、乳製品のカゼイン、水素添加された油(マーガリン、サラダ油、大豆油など)が体内に炎症をもたらします。

 

● ストレス
自律神経の交感神経(闘争か逃走か、のような時の神経)が優位になって、副交感神経(リラックスして胃が最も活動できる神経)が働かなくなるため、消化機能も落ちます。

 

● 刺激物 
コーヒー、たばこ、アルコールなどの刺激物が、胃に負担をかけます。

 

● ピロリ菌
ピロリ菌は、「ウレアーゼ」という酵素を持っており、この酵素は胃の中の尿素を分解してアンモニアを作りだします。アンモニアはアルカリ性なので、ピロリ菌のまわりの胃酸が中和され、強い胃酸の中でも快適に生息できるのです!

胃の中で過剰繁殖すると、胃壁を荒らして胃の悪化につながっていくきます。これは、病院で薬を使ってピロリ菌除去するのも一つの手です。(その後はプロバイオティクスでしっかりケアする)

 

● よく噛んでいない
唾液は体最初の消化液です。また、急いで食べると、交感神経がオンになり、さらに良くないです。

 

● ドカ食いする、または常に食べている
胃が休みなく働かされて、疲れてしまいます。時に断食や間欠断食(朝だけ抜くなど)、または一定期間ボーンブロスだけ摂る「ボーンブロスだけ断食」、「青汁だけ断食」などをすると、胃に回復する期間が与えられて良いです。

 

 

【ボトムライン】 強い胃酸は、あなたの敵ではなく、味方だった! なので、制酸薬を摂るのは逆効果で、酸をもっと出すようにもっていくと健康になる。

 

トンプソン 真理子
在米20年のメディカル・リサーチャー&著作家。「すべての病は腸から始まる」「食で治せない病気は医者でも治せない」と唱えたヒポクラテスを師と仰ぎ、食と健康との深い関わり、大切さについて気づいてもらうべく日々発信している。 得意分野はリーキーガット、代表著書に「リーキーガット症候群」。

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